虚しさに押しつぶされそうな日がある。
いつになったら幸せになれるんだろう。
大人になって、欲しいものを気軽に買えるようになった。
これまで色んなものを手に入れてきた。
それでも満たされるのは一時だけで、高揚した気持ちもどこかに忘れてしまう。
その度、幸せを感じるハードルは上がっていって、
前よりもっと良いものでないと満足できなくなるんだよな。
子どもの頃、お小遣いの100円玉握りしめて、お菓子屋さんで買い物するだけで凄く楽しかった。
公園で遊んだり、積み木で遊んだり、そういうありきたりなことで幸せを感じてた。
でも大人になるとそういう気持ちを持ちづらくなりませんか?
もっと些細なことで幸せを感じられるはずなのに、
そう思える心をどこかに忘れてきてしまった。
昔の人の暮らしと今の僕らの暮らしを比較したら、
安くて良いものも増えたし、便利なものばかりの世の中になったよな。
蛇口をひねったら水が出てくるし、衣食住に困ることは無い。
安くて美味しいごはん、清潔な服、空調の整った部屋。
凄く豊かな世界だよな。
でも僕らの心は豊かになれたのかな。
笑顔はむしろ減っていないかな。
僕らが幸せに生きるために必要なのは、きっと僕らの外側にはない。
大事なのは内側。
僕らが世界をどう受け止めるかじゃないかな。
気づかず上がってしまった幸せのハードルを下げよう。
子どもの頃のように、些細なことで喜べるようになろう。
誰かと比較しなくていい。
あなたが幸せと思えたら、それでいいじゃないか。
僕もそう思えるように頑張るよ。
満たされ世界で満たされない僕ら
どれだけ手に入れても埋まらない
僕らの心は未だ空洞
music:隼弥
illustration:まる https://x.com/malumalu0331
【Lyrics】
満たされた世界で満たされない僕ら
どれだけ手に入れても埋まらない
僕らの心は未だ空洞
僕らは全てを求める
欲しいものも 必要無いものも
恵まれた時代 それでも心はやせ細る
上がり続ける幸せの壁
満たされた世界で満たされない僕ら
どれだけ手に入れても埋まらない
どんなものでさえ
この虚しさを埋めれやしない
僕らの心は未だ空洞
幼い子供は心のまま
この世界を楽しんでるけれど
大人になった僕らの 心は縛られた
人と比べては もっといいものを 僕らは求め続ける
上がり続ける幸せの壁
満たされた世界で満たされない僕ら
きっと求めるべきものは僕らの中にある
だけどそれをどこかに無くしてきた
満たされた世界で満たされない僕ら
どれだけ手に入れても埋まらない
どんなものでさえ
この虚しさを 埋めれやしない
僕らの心は未だ空洞